ステージライトの種類レーザー・ビーム・ウォッシュ・PARなど11系統を、光の役割で分ける

ステージライトは、舞台や店のフロアを演出するための照明の総称です。当社が店に据え付けている機材は11系統・269機種あり、役割で分けると「光線を見せる」「色で染める」「小さな店で動きを出す」「器具そのもので飾る」「人を照らす・写す」「全部を動かす」の6つになります。

紫の光で染めたラウンジの客席と、天井から伸びる光
ラウンジの客席を紫で染め、天井から光を落とした例。色で染める照明と光線を見せる照明を組み合わせています。

11系統を一覧で見る

系統機種数ひとことで
光線を見せる
レーザーライト26光の点を動かして線・図形・文字を描く
ビームライト290〜5°ほどの細い光の柱を飛ばす
スモークマシン4煙の粒で光線を空中に浮かべる
色で染める
ウォッシュ/シェイキング38面を色で塗る・いくつもの頭が揺れる
PARライト19首を振らず、決まった方向へ色を当てる
小さな店で動きを出す
ミニムービングヘッド35正味2.8〜4.9kgの小型ムービングライト
エフェクトライト38色・模様・ストロボ・小さなレーザーを1台に
器具そのもので飾る
レトロ・意匠系41器具の見た目を店の飾りにする
人を照らす・写す
フォロースポットライト5人が手で動かし、演者を追う
映像・撮影対応ライト18顔の色が自然に写り、画面がちらつかない
全部を動かす
照明卓(調光卓)16いつ・どの色で・どう動くかを送る
合計269機材一覧で全系統の代表機と数字

1.光線を見せる:レーザーライト・ビームライト・スモークマシン

店の天井から緑のレーザーの線が扇のように広がっている
レーザーの線が天井から扇のように広がる。煙があるので線が空中に見えています。

レーザーライトは、鏡を高速で振る部品(ガルバノスキャナー)で光の点を動かし、光の線・図形・文字を空中や壁に描きます。クラブのフロアに光の幕や扇を張る、店名やロゴを壁に描く、といった演出はこの形です。当社の26機種はどれも効果を300種類ほど内蔵し、音に合わせて動く・自動で動く・照明卓から動かす、の3通りで使えます。資格や届出の話はレーザー演出に資格や届出は要るかにまとめています。

ビームライトは、ビームの角度が0〜5°ほどと細く、煙の中で光が棒のように見える照明です。客席の上や天井へ光の柱を飛ばします。レーザーとの見え方・電気・決まりの違いはレーザー照明とビームライトの違いで、機種の数字を並べて比べています。

この2つは、空気が澄んでいると線になって見えません。薄い煙の粒に当たって初めて空中に線が浮かぶので、スモークマシンと組で考えます(レーザー演出にスモークは要るか)。

2.色で染める:ウォッシュ/シェイキング・PARライト

ウォッシュは、ステージや客席の面を色で塗る照明です。光が広がるので、煙が無くても色の変化が分かります。シェイキングは1台に付いたいくつもの頭が別々に揺れ、光の動きそのものを見せます。当社の系統では38機種あり、ムービングライトの中の分け方(スポット・ウォッシュ・ビーム)はスポット・ウォッシュ・ビームの違いで詳しく書いています。

PARライトは、首を振らずに決まった方向へ色の光を当てる照明です。ステージの正面、カウンターの奥の壁、柱などを色で染め、店の雰囲気の土台を作ります。ムービングライトより安く軽いので、台数を並べやすい照明です(19機種)。

3.小さな店で動きを出す:ミニムービングヘッド・エフェクトライト

ミニムービングヘッドは、ムービングライトを小さく軽くした照明です。正味2.8〜4.9kgなので、天井が低いバー・ラウンジ・カラオケの個室にも付けやすく、天井に穴を開けて埋め込む型もあります(35機種)。

エフェクトライトは、色のLED・模様・ストロボ・小さなレーザーなどを1台にまとめた照明です。ムービングライトを何台も並べなくても、1〜2台で天井や床に光の動きが出せます(38機種)。

自分の店に合う種類で考えると:AIに相談する(店の写真で目安) 機材は機材一覧(11系統 269機種)

4.器具そのもので飾る:レトロ・意匠系ライト

光を飛ばすだけでなく、器具の見た目を店の飾りにする照明です。電球のような金色の光を並べたレトロ型と、たくさんの光の粒で模様を出すマトリクス型に分かれます。ステージの背面やDJブースの後ろの壁、天井に並べて使います。当社の系統でいちばん機種が多いのがここです(41機種)。

5.人を照らす・写す:フォロースポットライト・映像・撮影対応ライト

フォロースポットライトは、人が手で向きを変えてステージの演者を追いかける照明です。ショータイムの主役やバースデーの主賓、新郎新婦の入場などで使います。機種は、照らしたい場所から照明を置く場所まで何mあるかで決まります(5機種)。

映像・撮影対応ライトは、配信や撮影が入る店のための照明です。肉眼で派手に見えるかより、顔の色が自然に写るか・画面がちらつかないか・マイクに音が入らないかで選びます(18機種)。

6.全部を動かす:照明卓(調光卓)

照明卓は、ムービングライト・レーザー・PARなどに「いつ・どの色で・どう動くか」を送る操作盤です。選ぶ物差しは、動かす照明の台数と、使える通り道(チャンネル)の数です(16機種)。照明同士をつなぐ決まりは照明のDMXとはに書いています。

店の形で、どの種類を組み合わせるか

当社が納めた40坪(14.5m×9.1m)のラウンジでは、ムービングライト12台とスモークマシン2台の構成にしています。配置図は導入例に載せています。どの組み合わせも、店に据え付けて月額でお使いいただく形です(料金・月額シミュレーター)。

どの種類を何台付けるかは、天井の高さ・広さ・電源・席の並びで変わります。AIに相談する(この話の続きから) 図面や写真があればお問い合わせフォームから担当者へ。

次に読むもの

最終更新:2026年11月2日。このページを書いているのは、クラブ・ホストクラブ・ラウンジ・ライブハウスにステージ照明を施工している電気工事会社(日本ネオン株式会社)です。機種数と説明は、当社の各機材ページ(メーカーのカタログの数字)から取っています。

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